ほぼすべての陸上スポーツにおいてあるといっても過言ではないのが、足関節捻挫です。
今回はなかでも多い足関節内反捻挫についてみていきましょう。
発生機序
足関節底屈・内転・前足部回外が強制されることによって発生します。
具体的には、ジャンプ動作の着地の際に不安定な肢位になった、着地時に何かの上に乗ってしまった。
相手からスライディングを受けた際に倒れ方が悪かった。走っているときにつまづいた。
というような事があげられます。
外側にある靭帯、前距腓靭帯・踵腓靭帯・後踵腓靭帯が損傷を受けます。
リハビリの手順・ポイント
関節可動域の回復、筋力の回復(特に内がえし動作に拮抗する腓骨筋のトレーニング)、固有受容性トレーニング、ステップワーク、ジャンプ系のドリルと勧めていきます。
足関節捻挫は非常に再発率が高い傷害のひとつです。腓骨筋のトレーニング(チューブを使うのが良いと思います)、固有受容器のトレーニング(バランスディスクなどを使ったトレーニングです)、ステップワークのドリルでしっかりとリハビリを行うようにしましょう。
Tips
日体協AT試験では、特に実技で多く出題されると思います。
アスレティックリハビリテーションの順番をしっかりと整理して望みましょう。
また重症度によっては、非荷重・部分荷重・全荷重とリハビリを進める必要があります。「ドクターとの相談の上で松葉杖などを減らしていきます」としっかり答えましょう。
またバランスディスクがなくても、閉眼片足立ちでカラダを押したり引いたりすることで固有受容器のトレーニングにもなりますので、現場に常にバランスディスクがあるとは限らない状況の人はそれもしっかり答えることで、現場経験があると試験官に思わせることが出来ます。
菅沼隆也 AT











