2007年12月21日

足関節内反捻挫

ほぼすべての陸上スポーツにおいてあるといっても過言ではないのが、足関節捻挫です。
今回はなかでも多い足関節内反捻挫についてみていきましょう。


発生機序
足関節底屈・内転・前足部回外が強制されることによって発生します。
具体的には、ジャンプ動作の着地の際に不安定な肢位になった、着地時に何かの上に乗ってしまった。
相手からスライディングを受けた際に倒れ方が悪かった。走っているときにつまづいた。
というような事があげられます。
外側にある靭帯、前距腓靭帯・踵腓靭帯・後踵腓靭帯が損傷を受けます。


リハビリの手順・ポイント
関節可動域の回復、筋力の回復(特に内がえし動作に拮抗する腓骨筋のトレーニング)、固有受容性トレーニング、ステップワーク、ジャンプ系のドリルと勧めていきます。
足関節捻挫は非常に再発率が高い傷害のひとつです。腓骨筋のトレーニング(チューブを使うのが良いと思います)、固有受容器のトレーニング(バランスディスクなどを使ったトレーニングです)、ステップワークのドリルでしっかりとリハビリを行うようにしましょう。


Tips
日体協AT試験では、特に実技で多く出題されると思います。
アスレティックリハビリテーションの順番をしっかりと整理して望みましょう。
また重症度によっては、非荷重・部分荷重・全荷重とリハビリを進める必要があります。「ドクターとの相談の上で松葉杖などを減らしていきます」としっかり答えましょう。
またバランスディスクがなくても、閉眼片足立ちでカラダを押したり引いたりすることで固有受容器のトレーニングにもなりますので、現場に常にバランスディスクがあるとは限らない状況の人はそれもしっかり答えることで、現場経験があると試験官に思わせることが出来ます。

 菅沼隆也 AT

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2007年12月09日

筋肉痛は必要?

ウェイトトレーニングの用語で「No pain, No gain」というのがあります。
「痛みがなければ得られるものもない」といった感じでしょうか。

そもそも筋肉痛がどうして発生するのか、いまだにわかってない部分が多いんです。
一昔前までは「乳酸が溜まるから」なんて言われてましたが、乳酸はすぐに血液で運ばれて肝臓で処理されてしまうのでこれは間違いですね。
今一番有力な説は「筋線維の微細な断裂」とされています。しかし、なぜすぐに痛みが発生しないで時間が経つにつれて痛みが出てくるのか、また痛みの出る時間に個人差があるのはなぜなのか、まだまだ疑問だらけです。


「No pain, No gain」はある意味、真実だと思います。
特に筋肥大のトレーニングをしている時などは、トレーニング量が増えるので筋肉痛が発生しやすい環境になってしまうのは仕方ないですよね。
ただ、絶対条件かと言われると、そうじゃないかも、というのが私の意見です。筋肉痛が発生しなくてもある程度筋肥大することは可能だと思いますし、筋肥大のためのトレーニングでなければ別に筋肉痛にならない程度のトレーニング量に抑えれば良いと思います。

このサイトで紹介している一畳エクササイズは、あまり筋肉痛にならずに基礎代謝を高められるように工夫していますが、それでも運動になれていない方は、どうしても筋肉痛になってしまうかと思います。
その場合は「運動をやった達成感」を感じるようにしてください。
そんな時こそ思い出すのは「No pain, No gain」です!

 菅沼隆也 AT
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2007年11月26日

【日体協AT対策】オススメ書籍

今回はケイさんからご質問のあった「日体協AT受験に役立つ書籍」を特集します。
やはり基本は解剖生理学・運動学といった部分になってくると思うので、ここでは特にオススメな本を紹介したいと思います。

アスレティックトレーナーテキスト
財団法人 日本体育協会
やはり基本となるのはAT教本ですね。MMTの部分は後で紹介する新徒手筋力検査法を参照したほうが良いですが、それ以外のエッセンスはすべてここから出題されると言っても過言ではないでしょう。


図解四肢と脊椎の診かた
Stanley Hoppenfeld(著), 首藤 貴(翻訳)
触診のポイントや一部整形外科的スペシャルテストが載っています。
特に神経-筋のレベルや検査方法などは覚えておきましょう。


新・徒手筋力検査法
Helen J. Hislop(著), Jacqueline Montgomery(著), 津山 直一(翻訳)
徒手筋力検査法(MMT)の書籍です。関節可動域測定とMMTは実技では必須なのでおさえておきましょう。


身体運動の機能解剖
中村千秋(翻訳)
解剖学についてまだあまりよくわからないよー、という方にオススメです。
AT受験以外にも、トレーナーとして活動する上で役立つと思います。


理学療法士の受験対策本
各社
理学療法士の試験問題は、ATの基礎筆記試験とかぶる部分が多く、また求められる知識も非常に似ている部分があるので、書店の医学書コーナーでパラパラと読んでみて自分にあったものを探すと新しい発見があるかもしれません。


ケイさんのかかれていた「アスレティックトレーナーガイドブック」は、おそらく山本利春先生と外園先生が著された本でしょうか?
両先生とも日体協と非常につながりの深い先生ですし、目次だけ拝見しましたが部位別に解剖やアスリハがわかりやすく載っていると思われますので、買って損はしないと思いますよ。
自分に勉強方法にあった本というのが必ずあるはずなので、書店で立ち読みしながら探してみてはいかがでしょうか?
菅沼隆也 AT

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2007年10月11日

【日体協AT試験対策】論文添削します

日本体育協会アスレティックトレーナー受験者の方へ

このたび「アスなろ」では、日体協AT合格サポートの一環として、論文の添削指導を開始します。
特に難しいアスレティックリハビリテーションの論文はもちろん、すべての教科の論文の添削指導をいたします。
左の列にあるメールのバナーをクリックして、論文を送ってください。

返答まで1週間前後お時間をいただく場合もありますが、何がしかの返答はします。
当面は無料サービスとします。皆様の熱い想いのこもった論文、お待ちしています!

posted by TAKAYA at 07:33| Comment(6) | TrackBack(0) | AT's Room | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

シュラッグ

「肩すくめ」という意味のエクササイズです。僧帽筋(肩の筋肉)に効果があります。

shrug01.jpg
ダンベルや水入りペットボトルなどの重量物を持って立ちます。

shrug02.jpg
肩をすくめるようにします。肩甲骨ごと肩を持ち上げるようなイメージで行います。

posted by TAKAYA at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真で解るエクササイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

アンハッピートライアド

「不幸の三徴候」と呼ばれる傷害についてです。
【膝内側側副靱帯損傷】【膝前十字靱帯損傷】【膝内側半月板損傷】が合併して起こることをアンハッピートライアドといいます。

スポーツに復帰するまでにはかなり時間がかかります。半年〜1年程度でしょうか、損傷の度合いによって異なります。
ソフトバンクホークスの小久保選手も、ホームでのクロスプレー時にキャッチャーと接触してアンハッピートライアドになってしまったのですが、無事現役に復帰できました。
どんな傷害でもあきらめずに高いモチベーションを持って、リハビリテーション(アスレティックリハビリテーション)に取り組ませてあげることもアスレティックトレーナーの役割のひとつだな、と感じました。

posted by TAKAYA at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | AT's Room | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

ダイエットQ&A Vol.3

Q.1日2食とか1食とか、絶食すれば簡単にやせられるんじゃない?

A.非常に危険です。
欠食すると、カラダが飢餓状態(栄養素をくれー)という状態になります。その状態で食べると、インスリンというホルモンの分泌が通常時よりもさかんになって、脂肪細胞にエネルギーを取り込みやすくなってしまいます。
また、摂取するエネルギーが少ないとカラダはまず筋肉や骨を減らしてエネルギーを節約しようとします。骨粗しょう症の危険も伴いますし、筋肉の量が減ると、食べないダイエットで多くの人が経験するリバウンドしやすい状態になってしまいます。
1日に1400kcalは摂取するようにしましょう。

ダイエットに関するご質問がありましたら、
 takaya0120@gmail.com
までお寄せください!!待ってます!

タグ:ダイエット
posted by TAKAYA at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイエット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

【日体協AT試験対策】スポーツ社会学(前期)

キーワードは「アマチュアリズム」「商業化をめぐる問題」「文化としてのスポーツ」です。

スポーツは基本的にアマチュアリズムの精神・フェアプレーの精神にのっとって行われます。
しかし、近年になって競技スポーツにさまざまな問題が起こっています。
若者たちの過度な参加による学業軽視の傾向や盲目的愛国主義などがその典型例です。なかでも商業化をめぐる問題は深刻です。お金のためや、国家の宣伝のために競技に参加する「ニセアマチュア」が生まれていることは、競技スポーツの危機です。

文化としてのスポーツについては、競技スポーツはただ単純に肉体運動を行うだけでなく、ひとつの文化(カルチャー)である、ということです。つまり競技スポーツは自己表現の手段であり、コミュニケーションの方法であり、芸術であるという考え方です。
当然のことながら、これらを阻害するような要因、前述した過度なコマーシャリズムなどは、フェアプレーの精神や、文化としてのスポーツを否定するものであって、排除しなければならないもののひとつです。

以上が教本に書かれている内容の要約です。
かなり難しいので、出来るだけ簡単に書いてみましたが、でもまだ難しいですね。汗
キーワードを上手に使って、試験官が合格と認める論文を書きましょう!

posted by TAKAYA at 13:13| Comment(0) | TrackBack(1) | AT's Room | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

メールカウンセリング受付中

このたび「ABYSS ATHLETIC solutions」では、オープン記念としてダイエットメールカウンセリングを受け付けております。

基本的にはブログの内容と重なってしまう部分が多いと思われますが、より個人に特化した内容で、皆様の健康的なダイエットライフを応援します。

1日〜3日に一度、定期的にメールが届いて、皆様のモチベーションを落とさないように工夫したメールで返信いたします。

具体的にはこういった内容です。
今日は一畳エクササイズの日ですね。頑張ってください(^^)
多少の体重の変動はあまり気にしないようにしましょう。食事の内容にも気を使っているみたいなのですぐには結果が出なくても継続することが大切です。
最近は散歩など、こまめに歩いていますか? そのあたりも今週は考えていきましょう!

もちろん無料です!
自分のココロとカラダを変えたい方、はじまりの一歩としてご利用ください。

なおメールカウンセリングは規定人数に達し次第、終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。
※スポーツ傷害などに関する質問はいつでも受け付けておりますので、お気軽にメールください。(^^)

メールカウンセリングに申し込む
タグ:ダイエット
posted by HIKARI at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ管理人室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トレッドミルとジョギング

スポーツクラブなどにあるトレッドミル(いわゆるランニングマシン)と、実際に屋外をジョギングするのでは、同じ速度でもまったく強度が違うことに驚かされますよね。
どうしてそうなってしまうのか考えました。

思うのは、足が地面についているときの違いです。
トレッドミルでは、足が地面についているときに自動的に後ろへ足を運んでくれますが、実際の路面を走るジョギングではそうはいきません。自分で地面を後側に蹴って、前への推進力を獲得しなければならないですよね。
ここが大きく違うんだな〜、と考えさせられました。

だからこそ、走る競技(サッカー、ラクロス、野球、陸上・・・etc)では、実際に屋外を走ることでしか専門体力の強化にはつながらないんでしょうね。
もちろん、リハビリやフィットネスとして、心肺機能の維持・向上のためには、トレッドミルも必要になってきます。
要するに、使い分けの問題ですね!

posted by TAKAYA at 06:19| Comment(0) | TrackBack(1) | ATタカヤの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トレーナーという職業

トレーナーという職業があります。

発祥はスポーツサポートの先進国であるアメリカと言われています。

最初は文字通り「トレーニングをさせる人」でしたが、現在はストレングスコーチ・フィジカルコーチ・心理カウンセラー・栄養士・マッサー(マッサージ師)・チームドクター・アスレティックトレーナー・・・etcといった風に、スポーツ現場での仕事を細分化して担当し、それぞれの領域でプロフェッショナルとして高い意識を持って仕事をしています。

アメリカではこれが学生スポーツの領域でもいまや常識です。

日本の現状

一方、日本の現状はどうでしょうか?

多くの専門家を抱えることができない事から、アスレティックトレーナーの仕事は多岐に渡ります。

本来の業務である選手の競技復帰までのリハビリテーション・テーピング・応急処置に加えて、栄養指導・トレーニング発案・トレーニング指導・メンタルカウンセリング・コンディショニング・セラピー的業務・・・etc。

つまり、トレーナー一人でサポート役を何役もこなす必要があるわけです。

当然、アメリカと日本ではスポーツの土壌・規模・予算・人員育成の体制などが違いますので、これはいたしかたないことといえます。しかし、トレーナーという職業に対する見方はどうでしょうか?

残念ながら、マネージャーの延長線上の雑用係や、ボランティアとしてしか見られないという現状があります。つまり職業としての認知がまだまだ浸透していないのです。

でも私たちは、トレーナーという職業に、もっともっとさまざまな可能性があると信じています。

そこで「ABYSS ATHLETIC solutions」という組織を立ち上げました。

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ABYSS ATHLETIC solutionsとは

ABYSS ATHLETIC solutions(以下AAS)には以下の3つの使命があります。

1. トレーナーの可能性を開拓します

アスレティックトレーナーの可能性を考え、職業的認知を高めていきます。

それに伴い活動の場を広げ、トレーナーを目指す人たちの手助けをしたい、と考えています。

2. 正しい情報をわかりやすく発信します

今、健康志向になってきた世の中には、健康・運動・栄養に関するさまざまな情報が溢れています。

しかし、本当に正しい情報や、きちんとした検証がなされている情報は少ないのではないでしょうか?

AASでは本物の、現場で役立つ情報だけを厳選して、ブログや勉強会で提供します。

3. 充実したトレーナーとしてのサポート

トレーナーの活動対象は、トップアスリートだけではありません。

学生スポーツ・スポーツ愛好家の方・ダイエットしたい方、また今までトレーナーがいた経験がない部活動やマイナースポーツなど、むしろそういった方たちに喜んでいただいてこそ、トレーナーの職業的認知度が高まるのではないでしょうか。

AASは、「運動」を行うあらゆる方を対象にトレーナー派遣やメールカウンセリングなどのサポートを行います。

AASは、アスレティックトレーナーに関わるすべての人がハッピーになれるよう頑張ります!

アスレティックトレーナーになろう!

「アスレティックトレーナーになろう!」(以下「アスなろ!」)は、AASの情報発信基地として作られました。

このブログ「アスなろ!」は以下のような方々を対象に、情報を発信していきます。

  • 運動愛好家、ダイエットしたい方
  • スポーツでケガをしてしまって困っている方
  • アスリート(スポーツ選手)
  • アスレティックトレーナーを目指す方

「アスなろ!」には現在、次の7つのカテゴリがあります。

その情報の種類によってカテゴリに分類されています。

AT's Room

ここでは、アスレティックトレーナーを目指す方のために、AASのメンバーがトレーナーとして経験してきたことや、知識・技術・Tipsを解説していきます。

トレーニング

このカテゴリでは、アスリート(スポーツ選手)のための競技力向上トレーニングや、スポーツでケガをしてしまった時の、競技に復帰するためのリハビリトレーニングについて書いていきます。

ダイエット

ここでは、文字通りダイエットしたい方のための情報を発信していきます。

一般の方向けということで出来るだけわかりやすくするつもりですが、わからない事があったりしたらお気軽にコメント&メールをいただければ、対応いたします。

また、栄養に関する情報が多くなると思いますので、トレーナーを目指している方にも役に立つ情報があるかもしれません。

写真で解るエクササイズ

ダイエットやリハビリのためのエクササイズを写真を使って解りやすく紹介します。

AT用語集

他のカテゴリでわかりにくい専門用語などを使ってしまったときや、ご指摘をいただいたときにこちらで解説していこうと考えています。

セミナーのご案内

ABYSS ATHLETIC solutionsが開催する勉強会・セミナーのご案内です。

ブログ管理人室

ブログのメンテナンス情報や、読んでいただきたい記事を掲載するカテゴリです。

日誌

AASのメンバーが日々過ごしていく中で気がついたことや、雑談・本編とは関係ないことを掲載するためのカテゴリです。日記風ですが、何か役に立つ情報があるかもしれません。

メンバーの紹介

prof_takaya.jpg
Takaya
アスレティックトレーナー
takaya01203.png
資格
  • 日本体育協会公認アスレティックトレーナー
活動歴
  • 大学男子ラクロス部ヘッドトレーナー
  • トレーナー養成専門学校非常勤講師
  • 横浜Fマリノス・ジュニアユーストレーナー (インターンシップ)
  • 中学校バドミントン部フィジカルコーチ (インターンシップ)
  • 専門学校テニスインストラクター科専属トレーナー
ひとこと

自分自身もダイエット成功の経験があるので、トレーニングやダイエットに関するエクササイズ、栄養指導は得意です! アスレティックトレーナーとして、多くの人がハッピーになれるように日々努力しています。

モットーは「楽しくシリアスに生きる」。

トレーナー依頼など、お気軽にメールくださいね!


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hikari
ウェブ系エンジニア
ひとこと

当サイトの作成、運用を担当しています。

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